(エネルギー・メディスン 抜粋)
エネルギー日課の最後には、フック・アップを行いましょう。フック・アップはいつでも自分のエネルギーに「不調」を感じた時に行うと効果的です。
1.フック・アップは中央経路(身体の前面に沿ってエネルギーを上方
に流す経路)と、統括経路(背骨に沿ってエネルギーを上方に流す経路)を連結させ、身体の前面と背面の間、そして頭と胴の間のエネルギーの橋渡しをします。
2.オーラが強化します
3.あなたをより調整の取れた状態にします。
フック・アップは速やかに自分の中心に戻るための最も効果的な方法の一つです。
フック・アップを行うと、神経的側面の効果がただちにあら表れます。
フック・アップをする時は、鼻から息を深く吸い込み、口から吹き出します
1.第三の目(鼻梁の上の両眉の間)を片手の中指で押さえます。
2.もう片方の手の中指でおへそを押さえましょう
3.この二箇所の皮膚を指で優しく押し、少し上に引き上げます。
15秒~20秒そのままに保ちます。
自然と深い呼吸をしていることに気づいたら、それは通常エネルギーが繋がった(フック・アップされた)
というサインです。
(エネルギー・エディスン抜粋)
あなたが悲しんでいたり、傷つきやすい状態の時には、あなたの中枢神経系を司る二つのエネルギーの道筋のうちの一つである中央経路(任脈)がラジオの受信機のように働いて、他人のネガティブな思考やエネルギーを受け取ってしまうことがあります。
中央経路が不調の時には、あなたは開かれて外部にさらされた状態になっているのです。中央経路は恥骨から下まで、ファスナーのように走っていて、自分の手のエネルギーでこのファスナーを閉じることができます。
中央経路のエア印に沿って手を引き上げることで、中央経路に沿ってエネルギーが流れます。
ジップ・アップは以下のような効果をもたらします。
・自分により自信が持て、より肯定的になる
・思考が明晰になる
・周囲のネガティブなエネルギーから守られる
ジップ・アップを行う前にK27を素早く叩いて、経路がきちんと正しい方向に流れているようにしてください。その後は次の手順の通りに行います(所要時間:20秒)
1.手を中央経路の一番下の位置、恥骨に置く
2.深く息を吸い込むと同時に、身体の中心に沿って手をゆっくりと慎重に真っすぐ上げ、経路の終点である下唇の位置まで引き上げる
3.さらに唇を通過し、元気よく空に向かって上げると、中央経路があなたのオーラや自分を超越した諸力と繋がります。
4.円を描くように手を再び恥骨にもどします。
5.これを3回繰り返します。
(エネルギー・エディスン 抜粋)
傷口から出てくる透明な液体がリンパ液です。異物を排出したり細菌と戦ったりする役割があります。
リンパ液は風邪から癌に至るまで幅広い問題に対処し、免疫システムにおいて鍵となる重要な役割を担っています。リンパ液は抗体を生み、リンパ球をつくります。
リンパ球はタンパク質やホルモンや脂肪に運んだり、死んだ細胞やその他で作られた特別な白血球のことです。
毒素はエネルギーの流れを阻んでしまうからです。
感情の残留物、滞ったエネルギー、電波による汚染、放射線、有害物質などの「エネルギー」の毒素も例外ではありません。「身体からの毒素を排出する」ことの重要性は、エネルギー・メディスンの核とも言うべき原則です。
・エネルギーをもたらす
・毒素を体内の老廃物除去システムに送り込む
・感情の残留物を含め、停滞したエネルギーを身体から排出する
(エネルギー・メディスン 抜粋)
クラウン・プル
あなたの脳と頭蓋骨では多くのエネルギーが処理されています。
このエネルギーが頭蓋骨のエネルギー中枢(ヨガの伝統でクラウン・チャクラと呼ばれる中枢)を通じて解放され、外に排出されないと、停滞が生じてしまいます。
クラウン・プルは物理的なストレッチであり、文字通りこのクラウン・チャクラを開くことによってエネルギーが流れるようにします。あなたの精神にあるクモの巣のようなゴミを掃除してくれます。
・神経システムを鎮静させる
・精神的鬱積を解放する
・思考能力を活性化させる
・より高次のインスピレーションを受けやすい状態にする
宇宙の高次のエネルギーと私たちを繋ぐ通路がクラウン・チャクラです。
クラウン・プルをする時は、鼻から深く息を吸い、口から吐きましょう(所要時間15秒)
1.両手の親指で頭の側面のこめかみ部分を押さえます。(誰かのために行う場合はその人の背後にたって行い、必要におおじて手順に変更を加えて下さい)他の指はやや丸めるような感じにし、指先を額の中央の少し上あたりにおきます
2.少し圧力を加えながら、両手の指をゆっくりと左右に引き離しあなたの眉毛の上の皮膚をストレッチさせます。
3.指先を額のちょうど真ん中に置き、ストレッチを繰り返します。
4.指先を髪の生え際に置いて、ストレッチを繰り返します。
5.以下のそれぞれの位置で、丸めた指を下に向けて押す動きを繰り返します。
a.両手の指を頭頂部に置き、両手の小指が生え際の位置にくるようにします。そのまま圧力を左右に引き離していきます。
頭を左右に割るような感じです。
b.頭部の後ろの曲線を指で包み込み、さっきと同じようにストレッチします。
c.頭の一番下の部分を置き、さっきと同じようにストレッチします。
d.同じことを首の三箇所(首の上部、真ん中、下部)で行います。毎回最後は首の側面の方に向けて引っ張ります。すべて終わった指を肩の上に置きます。
e.深い呼吸をし、肩の上に置いた指を強く手前に引きます。引いた後、手は自然に下ろします。
(エネルギー・メディスン 抜粋)
ストレスを感じたり疲労困憊している時には、経路が逆方向に流れ始めるのであなたは休むことを強いられてしまいます。そんな時にはK27のポイントをタッピングするか、マッサージしてみてください。
・内的な混沌を解きほぐす
・より良い視点をもたらす
・精神をより効率的に集中させる
・より明確な思考をもたらす
・より良く学べるようになる
ウェイン・クック
1.あなたの右膝の上に左足を置いてください。左足首の前面を右手で包んで下さい。
左手で左足の母子球を包み、足の側面の曲線に沿って指を置きます。
2.鼻からゆっくりと息を吸い、吸う息で身体が引き上げられるにまかせます。
同時に足を自分の方に引き寄せながらストレッチをします。
息を吐く時は口からゆっくりと吐き出し、身体をリラックスさせます。
このゆっくりとした呼吸とストレッチを4,5回繰り返します。
3.今度は足を反対にします。左膝の上に右足を置いて、右足首の前面を左手で包みます。
右手で右足の母子球を包み、指は足の側面の曲線に沿って置き
ます。先ほどと同じように呼吸してください
4.組んでいた足を解き、両手の指の先を合わせて先のお尖ったピラミッドの形を作ります。
両手の親指を鼻梁のすぐ上にある第三の目の位置に持っていきます。鼻から息を吸って口から吐きながら、大きな呼吸をゆっくりと深く3、4回します。
5.最後の吐く息とともに、指を頬の中央の表面に沿うように置きます。そしてそのまま両手の指をこめかみの方向に向かって力強く、心地良い程度に水平方向に引っぱりながら離していきます。
6.ゆっくり両手を下ろし、自分の前に持っていきます。そして自分の呼吸に身をまかせましょう。
(エネルギー・メディスン抜粋)
クロスクロール
動きが誇張されたウォーキングです
これを行うと、右脳と左脳間のエネルギー交流が促進されます。
・バランス感がもたらされる
・思考が明晰になる
・より良い調整がなされる
・エネルギーの調和がもたらせる
大半の人はクロス・クロールを行うと活力がみなぎるのを感じます。
はっきりした理由もなく身体的、精神的に疲れている時や、運動した後に気分がよくなるどころかかえって悪くなってしまう場合など、もしくは気だるく、やる気が起きない時、あるいは、子供を抱きかかえたり、スーツケースを運んだり、ショルダー・バックを下げたことが原因で身体のバランスが崩れてしまった時にも特に効果的です。
クロス・クロールを行う前に、K27のポイントのタッピングをして、あなたのエネルギーが自然な方向に流れていることを確認しておきましょう。
クロス・クロールは同じ場所で足踏みをするだけというシンプルな手法です。
(所要時間:約1分)
1.立った状態で右腕を上に伸ばし、同時に左脚をあげます
2.上げていた右腕と左脚を下げると同時に、今度は左手と右脚を上げます。
身体が不自由でこの動作ができない人には、これに代わる方法があります。
座ったまま右膝を上げ、左手で右膝に触ります。
右膝を下げたら今度は左膝を上げ、右手で左膝に触ります
3.同じことを繰り返します。ただし今度は、脚の上げと腕の振りを大げさに誇張して行ってください。
脚と腕をできるだけ大きく振りましょう。
4.最低1分間、この大げさな足踏みを続けます。息を鼻から深く吸い、口から吐きながら続けます。
(エネルギー・メディスン抜粋)
K27ポイントのサンプ
K27のポイントにタッピングやマッサージをすると、より機敏に効果的に行動するためのエネルギー調整を行うようにという信号が脳に送られます。
・眠気がある時に、エネルギーをもたらす
・集中するのが困難な時に、集中力をもたらす。
K27のポイントをタッピング(所要時間:約30秒)
1、鎖骨にゆびを当てます。まずポイントを探すために両手の人差し指を鎖骨の上に置いてから、両指を身体の中央に向かってすべらせ、鎖骨の内部の角に到達したらそこで指を止めます。
2.両手を自分の身体に向けたまま両腕を交差させ、先ほど見つけたK27のポイントを中指で押さえます。手を交差させることは必要不可欠ではありませんが、交差させることによって左脳のエネルギーを身体の右側に、右脳のエネルギーを身体の左脳に伝達させる効果があります。
3.ゆっくり深呼吸をします。2,3回呼吸をしながら、K27のポイントを力強くタッピング、もしくはマッサージします。息は鼻から吸い、口から吐きます。両手を同時に動かすことができないの状態の時には(車の運転中など)片手の親指と他の指を使って両方のポイントを同時にマッサージしても良いでしょう。
胸腺のサンプ
胸腺のあたりをタッピングするというシンプルなテクニックを用いることで、以下のような効果が得られます。
ネガティブなエネルギーに襲われたり、風邪をひいたり、感染症にかかったり、もしくはその他の原因で免疫システムが試練に直面している時などには、この胸腺のサンプが役にたちます。
・身体のエネルギーを目覚めさせる
・免疫力を高める
・体力と活力を増大する
1.片手もしくは両手の指を胸骨の中心にある胸腺に置きます。
この場所はちょうど胸の中心あたりで、K27のポイントから約5センチほど下にあります。
2.深くゆっくりした呼吸を2、3回しながら、親指を含めたすべての指を使ってこのポイントを強く叩きます。
息は鼻から吸って、口からはきます。
脾臓ポイントのサンブ
エネルギーとホルモンに調和がもたらされ、ストレスの最中やストレス後の不定愁訴の軽減、めまいの軽減、血液の化学作用の調整、食物代謝の向上などもおこります。
・エネルギー・レベルの上昇
・血糖バランスの改善
・免疫力の向上
1.胸腺に置いた指を乳首に向けて移動し、さらに真下に下ろします。乳首のすぐ下にある肋骨の上まで指を移動させたら止めます。
2.深いゆっくりとした呼吸をしながら、15秒ほど数本の指を使ってこのポイントを強くタッピングします。
息は鼻から吸い口から吐きます。
(エネルギー・メディスン 抜粋)
エネルギー・メディスンでは通常、まず最初に健康全般に影響する基本エネルギーに焦点を当てます。
その究極の効果は、ポジティブな「エネルギー習慣」を再構築することです。
私たちが現代社会に特徴的なストレスや不自然な行為や物質に対応する一方で、私たちのエネルギー・システムは身体の健康を維持しようと勇ましい努力を続けながら、様々な妥協をしています。
しかしこの妥協はしばしば私たちを助けず、むしろエネルギーは私たちを傷つけるような習慣的パターンに陥ってしまっているのです。
エネルギー日課はリセット・ボタンを押すようなもので、身体の自然なエネルギーの流れを回復するのを手伝ってくれます。
「7つのエネルギービタミン」
あなたをより健康に、より元気にし、病気やストレスへの抵抗力をつけてくれます
各エクササイズをする時には深い意識的な呼吸をすることを忘れないでください
常に鼻から吸い、口から吐きます
1,スリー・クロール...
身体の特定のポイントをタッピングする(軽く叩く)と、電気科学的な刺激があなたの脳に送られ...続き
2,クロス・クロール
これを行うと、右脳と左脳間のエネルギー交流が...続き
3,ウェイン・クックポーズ
ストレスを感じたり疲労困憊している時には、経路が逆方向に流れ始めるので
...続き
4,クラウン・プル
あなたの精神にあるクモの巣のようなゴミを...続き
5,リンパ・マッサージ
リンパ液は風邪から癌に至るまで幅広い問題に対処し...続き
6,ジップ・アップ
あなたが悲しんでいたり、傷つきやすい状態の時には...続き
7,フック・アップ
いつでも自分のエネルギーに「不調」を感じた時に...続き
(エネルギー・メディスン 抜粋)
顔は緊張感がたくさんたまりやすい箇所です。
緊張感を素早く解放する方法を二種類紹介します(所要時間各15秒)
1.指の腹を鎖骨の上に置き、上方に向けて強く押します。
指を徐々に鎖骨の曲線にように耳に向けて押していきます。
こうすると顔に血液がゆき渡り、緊張していた箇所が解放されます。
2.一方の手を反対側の肩に乗せます。
指で肩を押したり、前に引っ張ったりします。
両肩に各三回ずつ行います。
あなたが「ゆっくりしなさい」という身体からの要求を無視した場合、いずれ身体はあなたがそうせざるを得なくなるように仕向てきます。例えば、風邪、インフルエンザにかかったり、怪我をしたり、鬱状態になったりすることでしょう。あなたが活動を緩めるように、身体は執拗に迫ってきます。
しかし、私たちは身体や惑星や天界の自然なリズムではなく、時計やカレンダーの人工的なリズムに支配された世界に住んでいます。一体どうしたらよいのでしょうか。身体の言語を理解することによって、あなたは身体の必要性に耳を傾け、コミュニケーションを図ることができるようになります。
そして結果的に身体はあなたのライフスタイルとより上手く同調することができるようになるでしょう。
疲れているのに何かをしなくてはならない場合でも、身体とライフスタイルが反目せず、あなたの選択と身体が調和を保てるようになってきます。主に自分の身体の自然なリズムに従いながら生きていくことは、現代ではほとんど不可能です。
もちろん一生眠らないで済むわけではありません。
エネルギーを逆行させないようにお願いした後でも、あなたが身体の蓄えを消費し続けることに変わりはないかもしれません。しかし少なくとも、休めない状況のあなたはに休息を強いる身体のメカニズムと無駄な戦いをして、エネルギーを浪費してしまうことはなくなるでしょう。