色とエネルギー

(クリスタルヒーリング基本 抜粋)

 

赤は、熱と活力、特に生存への意欲、欲望、エネルギー、情熱に関連する色です

また、肉体レベルではエネルギーや生存などの活動全般と関係しています。成功につながる才能、物理的な物事に対処する技能、地に足がついていること、効率的であることなど、それらはすべて赤のエネルギーに象徴されています。

 

---赤のエネルギーが不足していることを示す例---

☆冷たく不活発で鬱積した状態

☆肉体的な活動が困難、動作の調整や循環に問題がある

☆エネルギーレベルを維持することができない、肉体の弱さと極度の疲労

☆感情面でも精神面でも人生をありのまま体験することができない。意欲や意気込みがなく、無気力、身体を動かすことへの不快感

☆傷つきやすいという感覚、疎外感、個人の境界を維持できない、誰かと一緒にいるとすぐに疲れる

 

---赤のエネルギーが過剰であることを示す例---

ハイな状態、炎症、肉体の緊張、リラックスできない、怒り、恐怖、精神的および感情的な混乱、気分がくるくると変わる、我慢できずにイライラする、そわそわする、不寛容、ひどいいらだち、暴力的な感情の爆発、常に自分の能力以上のことをしているために生じる極度の疲労とエネルギーの蓄積

 

オレンジ

オレンジ色は、赤のエネルギーが黄色によって変化したものです。オレンジ色は、赤が持つ自然のままのパワーを、それが最も必要とされている方向へ導きます。すさまじいパワーが放出されるダムの決壊を赤だとすると、オレンジ色は水の力を利用してすべての人に恵みをもたらす水路です。負傷、ショック、トラウマは、身を脅かすようなものであれ一時的なものであれ、肉体、感情、精神レベルのいずれか、あるいは遠い過去または現在のものだったとしても、オレンジ色の力を借りることで解消され癒されます。

 

---オレンジ色のエネルギーが不足していることを示す---

☆身体が硬い

☆感受性が乏しい

☆消化器官の不調

☆集中力が欠けている

☆バイタリティが不足している

☆過去にとらわれ、思い出に執着する

 

オレンジ色のバイブレーションが備えている性質(過剰な物質の排泄)から、過剰なエネルギーの蓄積は起きないのが普通です。

 

黄色

太陽の色である黄色のエネルギーは、太陽のように幸福感を感じさせ、周囲と調和しているという感覚をもたらします。肉体レベルでは、黄色のバイブレーションは第3チャクラと上腹部に関係します。消化器系は食べ物から有益なエネルギー源を見つけて選びだし、栄養素を吸収し同化します。さらに、黄色は知性と明瞭さを表します。有益なものと有害なものを認識する働きは、黄色のバイブレーションが持つ重要な機能の一つです。免疫系など、肉体の多くのシステムは黄色のバイブレーションに存在しています。これは、有害な微生物などの大きな危険を認識することが必要とされるためです。

 

---黄色のエネルギーのアンバランスを示す肉体レベルの例---

☆消化不良、不眠症、パニック発作、頭痛、筋肉の緊張などのストレスに関連する慢性的な軽い病気

☆湿疹や乾癬などの皮膚のトラブル

☆神経障害

☆アレルギー反応、食物についての不寛容さ、または関節炎

☆緊張、心配、混乱

 

 

---黄色のメンタルエネルギーが過剰であることを示す例---

☆分析しすぎる、気難しい行動

☆考えの幅が狭い(差別や偏見、包容力の不足)

 

グリーン

グリーンは草木の基本色であり、生命、成長、自然界と関係しています。また、調和のとれたバランスの色であり、鎮静化と安らぎをもたらす

エネルギーです。中央のチャクラである第4チャクラとリンクしています。

 

---グリーンのアンバランスを示す例---

(何かが個人の境界に挿入してくれる状態、または平衡状態への制約)

☆侵襲性の(健康な組織が浸される)病気

☆異常な成長

☆すべてのレベルでコントロールがきかない

☆閉所恐怖症の感覚、抜き差しならない状態に追い込まれる、自分の能力を十分に発揮していない、制限されている、(周囲に)圧倒される

☆コントロールする必要、またはコントロールされる必要がある

☆自尊心がない

☆自分が誰であるのかなど、進むべき方向について混乱と孤立感

 

 ブルーとインディゴ

捕食の関係にあるオレンジと同様に、ブルーは星間から細胞間にいたるすべてのレベルで流れとコミュニケーションを表す色です。

緊張の積み重ねなり、抵抗感や欲求不満、エネルギーのブロックがある時は必ず、ブルーの光が流れを修復します。

ブルーの光は昔から、正統的な医療の場で炎症や火傷、関節痛などの熱を持った状態の緩和に使われています。ブルーはエネルギーの過剰な集中を解消する手段であり、この点で赤い光とは正反対です。

 

---ブルーのアンバランスな状態を示す例---

☆のどのトラブル、喉頭炎、のどの痛み、扁桃腺(これらの症状はすべて、日常生活のレベルか、または何からのアート活動を行う必要性ある場合のどちらかで、

個人的なコミュニケーションに問題があることを示しています)

☆創造性とインスピレーションがブロックされている

☆ブルーの過剰を示す冷たく鬱積した状態

 

激しい動揺には、最初はブルーが有効ですが、鎮静化の特性を持つグリーンの方が長期的には適しています。

 

 紫

紫のエネルギーを理解するカギは、紫の色調を構成する青と赤の組み合わせにあります。紫色のエネルギーには、熱く能動的で、活性化させ、外に表そうとする赤の特性と、冷たく、鎮静化させ、なだめ、見えなくする(非物質化)青の特性が共存しているため物事にスピリチャルな意味を与えるとともに魂にエネルギーを与えるという、一見すると正反対のことを一つに結びつける働きがあります。

 

---紫がアンバランスな場合、以下のように極端な状態を示すことがあります---

☆他者のために自分を犠牲にしなければならないという思いこみ(多くの場合は非悪感や自分を大切にする気持ちが弱いという形で現れます)

☆現実離れした価値判断の世界に生きる傾向、または幻想と白昼夢へ逃避する傾向

☆妄想状態と、個人的な狂信に基づいて現実を解釈し直すこと

 

---紫のエネルギーは以下の場合に効果があります---

☆頭痛、目のトラブル

☆根深い内分泌線のアンバランスと、全器官の慢性的nアンバランス

☆メンタルとスピリチュアルな面に焦点が合っていない、集中できない、人生において何が起きているかを理解できない、または変化することができない

 

ピンクとターコイズ

ピンクは、白と赤の組み合わせです。そのため、赤が持つ外にむかおうとする能動的なエネルギーと活性化作用が、あらゆるものを含み、浄化するという白の性質を帯びる傾向があります。嫉妬、攻撃性、誤解はすべて、ピンクのバイブレーションに照らされた時に消えうせます。

暴力的な、またはネガティブな状況にある時に短期間ピンク色の光を使うと、すぐに穏やかな状態を作りだすことができます。

 

  白

白はすべての色が一つになったものですから、基本的にどんな色にでもなる可能性を秘めています。

純粋な可能性のバイブレーションである白の中にはすべてが存在し、どんなものでも姿を現しますが、白そのものには何の特徴もありません。実用的な意味でいうならば、白は必要なエネルギーを何でも提供します。

 

  黒

黒はそれ自身に全部の色を含み、あらゆるエネルギーを吸収します。そのため、光は全く見ることができません。

ウラックホールが存在するには、膨大な重力があらゆる物質、時間、光を引きずり込むからです。それと同様に黒は重力の究極の表現であり、何もかも内側に引き入れ、その核にある中心的な性質を体験させます。